Vol.50
17/24

延宝8(1680)年、第29代南部重信公により建立された盛岡八幡宮。ここに祀られている品ほ阿和気命は、農業や商工業、学問、衣食住など人間が営む生活の根源の神とされ、古くから地元の人々に篤く崇拝されてきた。本殿には八幡大神と春日大神、白    山大神の3神が祀られており、境内にある8つの摂社と3つの末社には、商売繁盛や運気向上、縁結びから、芸事上達、料理といったもの珍しい分野まで、あらゆるご利益の神様が鎮座している。んだわけのみこと社殿は盛岡大火などの災害や風雪被害を受けて再建が繰り返され、現在の美しい社殿は平成9年に建て直されたもの。また、各種例祭や神事が執り行われる拝殿の扉は24時間閉まることがなく、いつでも参拝可能。岩手県の県花である桐の花の華麗な彫刻を随所に見ることもできる。9月13~16日には毎年恒例となっている盛岡の秋祭り・八幡宮例大祭が行われ、約10万人が訪れる他、初詣には県内一となる約24万人の参拝客がご利益を求めて訪れ、大きな賑わいを見せる。岩手盛岡八幡宮「盛岡の顔」とも言える社殿は、朱塗りで色鮮やかな彫刻が施された重厚な佇まい。八幡宮例大祭は神輿渡御や神事流鏑馬(やぶさめ)といった見どころが豊富。盛岡八幡宮岩手県盛岡市八幡町13-1 ☎ 019-652-5211参拝自由 祈祷受付9:00~17:00http://morioka8man.jp/db10/【アクセス】JR盛岡駅からバスで約20分【最寄りのホテル】ホテルルートイン盛岡駅前(総客室数281室)192412の社が鎮座する県下随一の大社

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る