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「海外に50店舗」への挑戦は
まだまだ終わらない。

ベトナム開発

ベトナム開発
鄭 載勲
2013年入社
海外事業部
マネージャー

念願だったアジアへの進出

ベトナム新規出店開発プロジェクトは、ルートイングループ初の海外出店を実現させる一大プロジェクトです。当社にとって、海外への出店は長年の夢でした。数ある選択肢の中からベトナムに狙いを定めた理由はホテルマーケットとして有望なことと優秀な人材、豊富な労働力を挙げられます。

また日本との親和性が高いことも重要な要因の一つとして考えられます。ベトナムの国民平均年齢も27歳と若く、あらゆる面で発展が期待できる国です。同時に、ベトナムは観光リゾート地として世界的に注目を集めており、日本国内でも2016年ゴールデンウィークでは「日本人が一番行きたい旅行地」でベトナムダナンが1位に選ばれるほど、日本だけではなく海外からの観光客がたくさん訪れており、ホテルマーケットとして大きく広がることが予想されます。

今後ベトナムをはじめアジア国の発展のため、当社が少しでも貢献できるよう“和”の心を持って海外事業に取り組んでいきたいと思います。

ベトナム開発

覚悟を持って課題に取り組む

文化の違いによる誤解も課題のひとつならば、言葉の問題などの課題もあります。もちろん、英語を話せる方もいらっしゃいますが、お互いの理解を深めるためには、やはりある程度現地の言葉の知識が必要だと思いました。

また、私たちは海外にホテルという建物だけを作ることではなく、これまで日本で培ってきた“おもてなしの心“という精神も広めて行きたいと思っております。言語の壁をどんなふうに乗り越えるのか今後の課題です。

課題の解決策の一つとしてベトナムの優秀な人材に日本語を教えるため、当社社員をベトナムの大学に日本語教師として派遣しております。日本語教育を受けた優秀な人材が当社で活躍できるよう海外事業部もサポートしております。

ベトナム開発

開業して終わりではない

このプロジェクトで得たことはたくさんありますが、特に現地の政府関係者と直接触れ合えたことは財産になりました。そのような方々に会社のビジョンや自分の考えを直接お話させていただき、彼らのアドバイスを参考にできるというのは、とても意義深いことだと思います。

私の人生においても貴重な経験となりました。今後数十店舗を開業させる予定になっております。 そして、来年には3つのルートイングループ現地法人がベトナムの地で誕生することになります。もちろん、ベトナムだけではなく、他の国への出店も視野に入れてマーケット調査もはじめる予定です。

しかし、このプロジェクトは開業して終りではありません。そこで働いている従業員が安心してずっと働けるようにサポートするという役割も担っています。決して気を緩めることはできません。当社は「国内・海外500店舗達成」という大きな目標を揚げています。そういう意味では、まだほんの一歩です。